ゆっくり原付きの旅

カブ50で日本一周してます。

『日本一周 4日目』

2021 4/26
本日はホテルを出発して、小豆島行きのフェリー⛴乗り場を目指す。
ガソリンの給油の際に、店員さんに応援の声を掛けられた。嬉しい。

100均とドラッグストアで手早く買物を済ませて、フェリーに乗船。
平日の緊急事態宣言中ということもあるのだろう。
乗船人数はざっと10人程度。
多くが地元の方のようで、観光目的の乗船客は2〜3人程かな。

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1時間程のんびりした船旅を終えて、無事上陸。

まずは寝床の確保に、目星を付けていた「吉田キャンプ場」へ。
水道、トイレ完備。地面は芝生で、目の前は海岸。
これで一泊600円は破格のお値段。
大当たりだ。
14時程に到着したが、すでに地元のキャンパーが2組キャンプを楽しんでいた。

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手早くテントを張って、バイクのエンジンをかける。
日が沈むまで小豆島を回っていこう。

走り出すと、小豆島の道は凄く楽しいと思った!

道路が広いのに加えて、車通りが殆どなく、海岸沿いは景色がとても綺麗だ。
なので原付でも、風を感じ、眺めを楽しみながらのんびりと走る事が出来る。
一番驚いたのは、殆どの車両が制限速度を完璧に遵守している事だ。
普通車が40㌔制限の道を、40㌔で走っている!
文字にすると普通の事ではあるのだが、多くの道路でそうすると、クラクションと追い抜きの嵐が起こるだろう。
だが小豆島では見た限り、そんな事は一切起きていない。
誰もが制限速度を遵守して、安全に走っている。
よって原付でも車の流れに乗って走れる。
運転が楽しいと感じたのは久々だ。

観光地の土渕海峡、エンジェルロードをのんびり回っていると、あっという間に夕方に。

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気温が一気に下ってきた。
夕食の買物をして、キャンプ場へ戻ろう。
カブのライトは心もとないので、なるべく夜間走行は避けたいところだ。

夕暮れまでに、どうにかキャンプ場へ戻ってこれたが、身体が冷え切ってしまった。
日中はシャツ一枚で十分だったとはというのに、夕方からは重ね着してレインコートも着たが身体が震える殆ど寒い。
キャンプ場から3分の場所にお風呂があるので、すぐに向かおう。

小豆島オートビレッジキャンプ場、併設のお風呂。
お値段400円。
最大で10人入れる程度のお風呂が1つあるシンプルなお風呂。
ボディソープと、シャンプーリンスが付いている。

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2つのキャンプ場がこんなに近くにあるのは珍しい。
こちらのキャンプ場はお値段2000円〜と吉田キャンプ場と比べるとお高めだが、電源や釜戸、テントなど各種レンタル用品も揃っていて、スペースが広いので家族連れや大人数の方、ワイワイ楽しみたいキャンパーはこちらの小豆島オートビレッジキャンプ場がいいだろう。

ソロや少人数で静かに楽しみたいなキャンパーは吉田キャンプ場がオススメ。
お値段も安いしね。
吉田キャンプ場の料金は、近くに住んでいる管理人の方がテントを見かけたら、徴収に来てくれる。
1日朝昼夕と3回来るらしいので、支払いが出来ないという事は早々ないだろう。


お風呂から上がって着替えていると、一人の男性から声を掛けられた。
なんと同じく日本一周中のライダーだった!
リカちゃん、カブ荷物と日本一周の看板を見て声をかけてくれたみたいだ。
着替えながら、旅中の話で盛り上がった。
まだ今日の寝床が決まっていないとの事だったので、吉田キャンプ場をオススメして、一緒にキャンプをする事に。
日本一周中でなければ、絶対に起きない、出来ない出来事に興奮しつつ、3分程のツーリング。

お名前は風来坊さん。
道具を取り出して、夕食を作り、一緒に食事。お酒も少し🍺
色々な話をして、1時間30分ほど楽しい時間を過ごさせてもらった。
普段の生活では起こり得ない、出会いがある、挑戦出来る。
まさに旅の醍醐味だろうか。

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今日は旅始まって一番楽しい日だった。

おやすみ。